人と川と行政
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親水への試み
豊川稲荷で知られる愛知県豊川市、まちの中央を、佐奈川という小さな川が流れています。 いまは、春になると河畔に桜と菜の花が咲き誇り、見事な景観を見せていますが、少し前までは、草がぼうぼうと生い茂り、「よい子は川に近づかない」の看板が掲げられていたそうです。 それが住民の手によって今や憩いの空間であるだけでなく、教育現場にもなっています。 |
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![]() 豊川市民の合言葉は「右手に備中、 左手に缶ビール」だそうです |
元々は、川の生物とともに絶滅の危機にあった「川ガキ(子どもたち)」復活を目指す青年会議所の取り組みとしてスタートしたのですが、川と地域文化再生の市民事業に成長。 事業主体はNPO法人・佐奈川の会で、県から河川管理の事業委託を受け、コミュニティ・ビジネスの可能性も広げています。 ![]() 菜の花と桜が咲き誇る佐奈川河畔 |